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11月25日号 THF Communication Vol.223

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■■■                        
■■        THF Communication !!      
■                   <Vol.223>
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◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~

□報告
第4回日本高齢者ケアリング学研研究会学術集会が2019年8月28日、
田中喜代次学術集会長(株式会社THF代表取締役社長)のもと、
「健幸華齢のためのフレイル対策」をテーマに開催された。
高齢となると不可避である身体の生理機能の衰退は、治癒に向けて
積極的に治療すべき疾患と切り離し、従病の精神のもとに最後まで
生き抜くことの大切さについて話された。腹囲や血糖値、血圧値などに依拠して
高齢者の体を評価するだけでなく、積極的に社会に参加している姿や
体力水準(日常生活機能水準)をもって高齢期の状態を評価する仕組みを
国や地方自治体は検討していくことの必要性が語られた。


□健康概念の違いを考える:日本とオランダ
田中喜代次(THF代表取締役社長)

オランダのIPH研究所(Institute for Positive Health)による健康概念では、
1) 身体の状態 2) 心の状態 3) 生きがい 4) 暮らしの質 5) 社会とのつながり 6) 日常機能が
重要な健康要素として取り上げられている。注目すべきは、血圧や血液、肥痩度が
健康要素に含まれていないことである。加齢(老化の進行)に伴い、お腹の脂肪がたるみ、
血圧や血糖値、コレステロール値が上がり、肺機能や骨密度が低下するのは、
ごく普通の生理現象だが、余命期間が短くなってくると、血圧やコレステロールも下がりやすくなる。
これは、カラダ内で自然とギアチェンジが起きているからだ。
生について先進的に取り組んでいるオランダや北欧諸国に比べて、高齢化時代・多死社会の到来が必至の日本は、
今なお健診の意義を誇張する後進国と言えよう。また、 “しっかり食べて痩せるな”というフレイル対策 と
“食べる量を減らして痩せろ”というメタボ対策(両者は相反する概念)が混在している昨今、
主に60歳未満に向けたメタボ対策の影響が70歳台の後期高齢者にまで及んでおり、
多くの国民は混乱の最中にいると感じる。
 IPH研究所の健康概念について、筆者は次のように解釈している。
健康概念1)は、なんとか歩ける、体を動かせる、入浴・排泄行為が自力でやれれば良い…とのメッセージかもしれない。
健康概念2)は、波乱万丈の人生を送ってきたとして、生きる意欲が保たれていれば良しとする教えだろう。
健康概念3)は、生きる意欲の保持につながる趣味、社会交流、ボランティア活動などを推奨する考えだろう。
健康概念4)は富裕層でなくても、住む場所があって人並みの生活が送れていれば良しとするものだろう。
健康概念5)は友人・仲間がいて、社会から孤立していないことを理想とする考えだろう。
健康概念6)は1日24時間の日常生活がその人なりに概ね円滑に機能していることを願っているのだろう。
 日々をスマートに生き、不可避的な老いを受容し、人生を閉じる覚悟を持とう。


□第19期スマートダイエット教室開催のご案内
~運動を取り入れた全8回コースです~

「スマートダイエット」は、筑波大学の研究成果から開発された、
食生活改善(食育)を中心とした減量教育プログラムです。
今回も運動を取り入れた全8回コースの「第19期スマートダイエット教室」を1月から開催いたしますので、
以下ご案内いたします。お得なペア割もありますので、ぜひこの機会にお誘いあわせの上、
スマートダイエット教室にご参加ください。

【日 時】 火曜日コース(全8回)
日程:1月14,21日、2月4,18,25日
3月10,17,24日
時間:10時~12時
【場 所】 株式会社THF301号室
住所:茨城県つくば市天久保2-14-2
つくばイーストビル 301
【対 象】 減量したい方(先着10名)
【受講料(1人あたり)】
■1人で参加:税込32,000円
■ペアで参加:税込28,000円
(別途教材費税込3,000円)
【申込み方法】
      ■電話から 029-861-7617(月~金:10~17時)
     ■webから http://thfweb.jp/
       トップページ
「スマートダイエット教室inつくば」より
 
教室の詳しい内容は、弊社ホームページをご覧ください。
https://thfweb.jp/01overview/smartdiet/tsukuba-class/

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◆ Academic News ◆

【JAMA Pediatrics】
子どもの頃のチームスポーツ参加経験が、成人後のメンタルヘルスに及ぼす影響を検討した。
対象者は、1994~1995年の調査に参加した7年生から12年生(日本の中学1年生から高校3年生)の9,668人であり、
24-32歳の時に抑うつの評価を受けた。対象者のうち、49.3%は1つ以上、子ども時代の逆境的体験(ACEs)を
報告しており、21.3%は2つ以上のACEsを報告した。ACEsを報告した対象者の中で、
チームスポーツの参加経験は、成人後の抑うつ診断オッズ比の低さと関連していた
(多変量調整後オッズ比0.76、95%信頼区間0.59-0.97)。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2734743

【Medicine and Science in Sports and Exercise】
地域の運動グループ参加割合と認知機能低下との関連を、地域と個人のマルチレベル生存分析を用いて
検証した前向きコホート研究。日本老年学的評価研究(JAGES)が2010~12年に実施した調査をベースラインとし、
2016年までの認知機能低下の状況を追跡できた40,308人(7道県・16市町村)を対象とした。
346地域(およそ小・中学校区)ごとに運動グループに月1回以上参加している者の割合を集計した。
追跡期間中、対象者の9.8%に認知機能低下(認知症高齢者の日常生活自立度IIa以上)が確認された。
参加割合の平均は25.2%であり、0.0%~56.5%の地域差が見られた。参加割合10%に対する
認知機能低下の多変量調整ハザード比は0.92(95%信頼区間0.86-0.99)であった。
すなわち、地域の高齢者の10人に1人が新たに参加したと仮定すると、個人の参加状況に関わらず、
その地域に暮らす高齢者全体の認知機能低下リスクが8%低くなることが示された。
https://journals.lww.com/acsm-msse/fulltext/2019/11000/Community_Level_Sports_Group_Participation_and_the.5.aspx


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◆気になる健康関連ニュース◆

□厚生労働省が受動喫煙対策で啓発イベント
令和2年4月1日の改正健康増進法の全面施行まで半年を切り、飲食店やオフィス、事業所などでは、
受動喫煙対策への対応が迫られている。
厚生労働省は、「みんなでトライ!なくそう!望まない受動喫煙」と題する啓発イベントを開き、
屋内原則禁煙の下、20歳未満の喫煙エリアへの立入禁止や喫煙専用室を設置する場合の標識掲示の義務化といった
新たな受動喫煙対策を周知した。
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◆ お知らせ ◆
□次号の発刊は、令和元年12月23日(月)です。
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今年も残り約一か月となりました。今年は年号が平成から令和に代わり、また、消費税も変更になりましたね。
時代は変わっていきますが、身体は元気のまま維持してくださいね!!
寒い季節ですが、運動をしていきましょう!

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp
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