株式会社 THF トップページ » メールマガジン » 7月28日号 THF Communication No.291
7月28日号 THF Communication No.291
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■ THF Communication !!
■ <No.291>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~
□田中喜代次(THF代表取締役、筑波大学名誉教授)コラム
~脳梗塞に関して~
今回から、脳血管系疾患の一つである脳梗塞に関する情報を4~5回に分けて提供します。メディカルリテラシーの向上に資する内容で、①心原性脳塞栓症(脳梗塞)とはどういうものか? ②脳梗塞の主因の一つである心房細動とは? ③心原性脳塞栓症の再発防止に向けた薬物療法 ④心房細動を有する場合の運動は禁忌か推奨か?を予定しております。1983年より運動時の循環器応答についての共同研究者として、今日まで長年にわたり、ご指導を賜っている吉村隆喜先生の監修のもと、読者に有益な情報をわかりやすく提供したいと思います。具体的な解説は来月からになりますが、一度、皆さんも考えてみませんか? 1)なぜ脳梗塞なのに心原性脳塞栓症と言うのか? 2)心房細動は心室細動と違って致死性ではないのに、なぜ重視されるのか? 3)心房細動を有していれば運動は原則禁忌(禁止)なのか、推奨なのか? 4)薬物治療中における注意事項は? こういった疑問に答えられることがベストなので、私どもの回答案を示したいと思います。
------------------------------------------------------------------------------------
◆ Academic News ◆
【Medicine and Science in Sports and Exercise】
妊娠前および妊娠中の身体活動が、分娩、新生児および子どもの健康に及ぼす影響を検討したメタ解析。10のデータベースを使用し、79件の観察研究(対象者371,046人)が分析された。その結果、妊娠前・中の高い身体活動は早産のリスクを13~25%低減し、妊娠中の高い身体活動は帝王切開リスクを27%低下させた。妊娠前からの身体活動は妊娠中の健康維持に有効であり、比較的軽い活動でも効果が得られる可能性があることが示唆された。
https://journals.lww.com/acsm-msse/abstract/9900/physical_activity_before_and_during_pregnancy_in.868.aspx
【New England Journal of Medicine】
大腸がん患者に対する化学療法後の構造化された運動介入の効果を検証したランダム化比較試験。2009年から2024年までに、55施設で889名の患者が研究に参加し、運動群445名と健康教育群444名にランダムに割り付けられた。いずれの介入も3年間提供された。中央値で7.9年間の追跡の結果、運動群は健康教育群よりも有意に無病生存期間が長く、ハザード比は0.72(95%信頼区間:0.55-0.94)であった。また、8年生存率は運動群で90.3%、健康教育群で83.2%であり、運動介入の有効性が認められた。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2502760
---------------------------------------------------------------------------------
◆気になる健康関連ニュース◆
□ 図書館の蔵書が多いと要介護リスクが減少
図書館は街の重要な文化資本のインフラだが、近年は廃止される動きがある。これまでの研究から、個人の読書習慣が死亡率や認知症リスクの低下と関連することは分っているが、読書の機会を提供し、住民が集う場所としての図書館と健康との関係性は明らかにされていなかった。慶応義塾大学総合政策学部専任講師の佐藤豪竜氏らの調査により、図書館の蔵書が人口あたり1冊増えると、高齢者の要介護リスクの4%減少に相当する相関関係があることが明らかになった。個人の読書習慣の違いを考慮しても同様の結果が示された。また、人口当たりの図書館蔵書数が10冊増えると、要介護認定リスクは34%低下すると見込まれた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ お知らせ ◆
□次号の発刊は、令和7年8月25日(月)です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日は、北海道で38℃を観測し沖縄よりも暑くなりました。避暑地のイメージとはかけ離れた気温に驚きました。関東では千葉県の勝浦市が涼しいそうですので機会があれば行ってみたいです。
【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp )
---------------------------------------------------------------------------------
□ 当社についてのお問合せ
→ Tel:029-861-7617/Fax:029-861-7618
□ ホームページ → http://thfweb.jp/
(メルマガが不要な方はこちらより登録解除を行なって下さい)
□ Facebook
→ https://www.facebook.com/THF.TsukubaHealthFrontier
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■ THF Communication !!
■ <No.291>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~
□田中喜代次(THF代表取締役、筑波大学名誉教授)コラム
~脳梗塞に関して~
今回から、脳血管系疾患の一つである脳梗塞に関する情報を4~5回に分けて提供します。メディカルリテラシーの向上に資する内容で、①心原性脳塞栓症(脳梗塞)とはどういうものか? ②脳梗塞の主因の一つである心房細動とは? ③心原性脳塞栓症の再発防止に向けた薬物療法 ④心房細動を有する場合の運動は禁忌か推奨か?を予定しております。1983年より運動時の循環器応答についての共同研究者として、今日まで長年にわたり、ご指導を賜っている吉村隆喜先生の監修のもと、読者に有益な情報をわかりやすく提供したいと思います。具体的な解説は来月からになりますが、一度、皆さんも考えてみませんか? 1)なぜ脳梗塞なのに心原性脳塞栓症と言うのか? 2)心房細動は心室細動と違って致死性ではないのに、なぜ重視されるのか? 3)心房細動を有していれば運動は原則禁忌(禁止)なのか、推奨なのか? 4)薬物治療中における注意事項は? こういった疑問に答えられることがベストなので、私どもの回答案を示したいと思います。
------------------------------------------------------------------------------------
◆ Academic News ◆
【Medicine and Science in Sports and Exercise】
妊娠前および妊娠中の身体活動が、分娩、新生児および子どもの健康に及ぼす影響を検討したメタ解析。10のデータベースを使用し、79件の観察研究(対象者371,046人)が分析された。その結果、妊娠前・中の高い身体活動は早産のリスクを13~25%低減し、妊娠中の高い身体活動は帝王切開リスクを27%低下させた。妊娠前からの身体活動は妊娠中の健康維持に有効であり、比較的軽い活動でも効果が得られる可能性があることが示唆された。
https://journals.lww.com/acsm-msse/abstract/9900/physical_activity_before_and_during_pregnancy_in.868.aspx
【New England Journal of Medicine】
大腸がん患者に対する化学療法後の構造化された運動介入の効果を検証したランダム化比較試験。2009年から2024年までに、55施設で889名の患者が研究に参加し、運動群445名と健康教育群444名にランダムに割り付けられた。いずれの介入も3年間提供された。中央値で7.9年間の追跡の結果、運動群は健康教育群よりも有意に無病生存期間が長く、ハザード比は0.72(95%信頼区間:0.55-0.94)であった。また、8年生存率は運動群で90.3%、健康教育群で83.2%であり、運動介入の有効性が認められた。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2502760
---------------------------------------------------------------------------------
◆気になる健康関連ニュース◆
□ 図書館の蔵書が多いと要介護リスクが減少
図書館は街の重要な文化資本のインフラだが、近年は廃止される動きがある。これまでの研究から、個人の読書習慣が死亡率や認知症リスクの低下と関連することは分っているが、読書の機会を提供し、住民が集う場所としての図書館と健康との関係性は明らかにされていなかった。慶応義塾大学総合政策学部専任講師の佐藤豪竜氏らの調査により、図書館の蔵書が人口あたり1冊増えると、高齢者の要介護リスクの4%減少に相当する相関関係があることが明らかになった。個人の読書習慣の違いを考慮しても同様の結果が示された。また、人口当たりの図書館蔵書数が10冊増えると、要介護認定リスクは34%低下すると見込まれた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ お知らせ ◆
□次号の発刊は、令和7年8月25日(月)です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日は、北海道で38℃を観測し沖縄よりも暑くなりました。避暑地のイメージとはかけ離れた気温に驚きました。関東では千葉県の勝浦市が涼しいそうですので機会があれば行ってみたいです。
【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp )
---------------------------------------------------------------------------------
□ 当社についてのお問合せ
→ Tel:029-861-7617/Fax:029-861-7618
□ ホームページ → http://thfweb.jp/
(メルマガが不要な方はこちらより登録解除を行なって下さい)
→ https://www.facebook.com/THF.TsukubaHealthFrontier
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━