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2月25日号 THF Communication No.286

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■■■                        
■■        THF Communication !!      
■                         <No.286>
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◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~

□田中喜代次(THF代表取締役、筑波大学名誉教授)コラム
~フレイル対策(frailty抑制策)の重要性~
(4)さまざまなフレイル
 健康関連の有識者(研究者、学者、医療者ら)は、かつてのメタボブームのように、
国民の不安を煽るばかりでなく、中年期(更年期)にはメタボ状態へ移行しやすく、
高齢期にはフレイル化が進行しやすいという事実(一種の不可避的老化現象)
を懇切丁寧に解説する中で、さまざまな対応策を具体的に提示していかねばならないと
考えます。筆者らが講演会で発しているメッセージは、“フレイルとは
ヒビ(罅)の入った湯飲み茶わんのようなもので、あなたの身体はまだまだ使える。
できるだけ長く重宝しよう、しかし、いずれは破綻する時期が来るかもしれない、
今からその覚悟を抱きつつ、健幸華齢・達老人生・元気長寿実現に努めよう” です。

(フレイルの意訳説明)
・身体的フレイル:筋力、持久力、歩行力、関節可動域、転倒回避力の加齢に伴う低下
・精神的フレイル:うつ傾向、不眠、物忘れの増加、精神安定面の不具合
・社会的フレイル:配偶者との早期死別、独居、孤食、交流疎遠に伴う社会的不具合
・オーラルフレイル:咀嚼の不具合、歯の数の減少、嚥下の困りごと、味覚の低下
・アイフレイル:視力の低下、視機能の低下、白内障の兆候、緑内障の兆候など
・ヒアリングフレイル:聴力の低下、聴機能の低下、対話の困難性、認知機能の低下促進など
・骨盤底フレイル:尿失禁、便失禁、膀胱瘤や大腸瘤の兆候、子宮脱の兆候など

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◆ Academic News ◆
【British Journal of Sports Medicine】
UK Biobank研究に参加した女性13,018人と男性9,350人を7.9年間追跡し、
高強度間欠身体活動(VILPA)と主要心血管イベントとの関連を検討した。
解析の結果、女性においては、VILPAと主要心血管イベントとの間には
量反応関係が認められ、男性においては明確ではなかった。
VILPAが0分の女性と比較して、中央値でVILPAが3.4分の女性は、
主要心血管イベントのハザード比が0.55(95%CI:0.41-0.75)であった。
このことから、特に女性においては、生活動作の中で高強度の活動が
短時間でも含まれることが、健康に役立つことが示唆された。
https://bjsm.bmj.com/content/early/2024/12/28/bjsports-2024-108484

【British Journal of Sports Medicine】
慢性腰痛者に対してランニングは実施可能で効果的な運動である。
慢性腰痛のある40名(平均年齢33歳、女性50%)をランダムに介入群と対照群に
割り付けた12週間のランダム化比較試験。介入群には、週3回、1回30分、
ランニングとウォーキングをインターバル形式で実施させるプログラムを提供した。
その結果、介入群において、痛みの程度が改善し、動作障害の程度も改善した。
ただし、この研究の対象者の年齢層は18~45歳であることに留意する必要がある。
https://bjsm.bmj.com/content/59/2/99

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◆気になる健康関連ニュース◆
□4年度国民医療費過去最高に
厚生労働省は令和4年度の国民医療費の概況を公表した。
医療費総額は46兆6967億円で前年度に比べ1兆6608億円、3.7%増加し、
過去最高を更新した。厚労省は4年度の国民医療費増減率の内訳について、
高齢化の影響が0.9%増、診療報酬改定が0.94%減、人口増の影響が0.4%減、
これらを除いたその他の影響が4.2%増としている。医療費の自然増は2%程度
とされるが、増減には高額薬剤の普及や診療報酬改定なども影響する。
人口一人あたりの国民医療費は37万3700円で、前年度に比べ1万4900円、
4.2%の増加だった。

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◆ お知らせ ◆
□次号の発刊は、令和7年3月31日(月)です。
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寒波が到来中で各地で雪が降っていますが、つくばは今季の積雪は
ありませんでした。スタッドレスタイヤは活躍しなさそうです。
雪が降っても降らなくても皆さん車の運転はどうぞ安全に。

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