健康支援事業のコンサルティング会社

9月27日号 THF Communication No.245

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■■        THF Communication !!      
■                   <No. 245>
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◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~

□研究協力者を募集しています(30~59歳男女)
労働者の健康づくりを目的とする研究への協力者を募集しています。

◇主な対象者
① 30~59歳で、茨城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の
 いずれかに勤務している
② 2019年度、2020年度の本研究に参加していない
③ パート・アルバイトでなく、休憩を除き1日6時間以上、
 かつ週4日以上勤務している(在宅も可)
④ 現在の雇用先が1か所で、同じ職種で1年以上従事している

◇ご協力いただく内容
①研究説明・体力測定会(1回、60~90分程度)への参加
※測定項目:身長・腹囲・体組成・握力・踏台昇降テスト
※参加日から1年以内の健診結果写し(要血液検査)を
ご提出いただきます

②参加日の翌日より7日間、ウェアラブル機器の装着と簡単
な日誌の記入

◇謝礼 5,000円

◇説明・測定会日時
10月10(日)、15(金)、20(水)、23(土)、31(日)

(平日)10:15~、13:30~、19:00~
(土日祝)9:30~、11:30~、14:00~、16:00~

◇場所 
㈱THF(つくば市天久保2-14-2つくばイーストビル3階)

◇詳しい内容や、申込み応募フォームは、
弊社ホームページをご覧ください。https://thfweb.jp/
(電話申込みも可)
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□日経電子版「Science View」のご紹介

筑波大学教授でTHFアドバイザーの竹越一博先生が解説する
“遺伝子ドーピング検出法”(動画)が
日経電子版「Science View」にて公開されました。
https://s.nikkei.com/390bwp1

医学と遺伝子工学の急速な進歩によって「ゲノム編集」が可能となった今、
遺伝子治療がスポーツにおける身体強化(遺伝子ドーピング)に
使われる可能性が指摘されています。
世界反ドーピング機関(WADA)が2018年に遺伝子ドーピングを
禁止事項に加えたように、遺伝子治療の技術を医療のためでなく、
競技力向上のために使うことは禁止されています。
どこまでが「本人」なのか、医療との線引きはどこにあるのか、
考えさせられる内容です。ぜひご覧ください。

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◆ Academic News ◆

【JAMA Network Open】
慢性的な不眠を伴う60歳以上を対象に、太極拳および運動が
睡眠の質の向上および維持に貢献することを示したランダム化比較試験。
320人を対照群、運動群、太極拳群にランダム割り付けして、
12週間の介入をおこない、24ヵ月間追跡した。対照群は通常治療を受け、
運動群はウォーキングや筋トレなどの一般的な運動プログラムを、
太極拳群は簡化二十四式太極拳プログラムを受けた。
運動群と太極拳群は週3回、1回1時間のトレーニングであった。
睡眠の質は客観的な方法で評価されており、対照群と比較して、
運動群で+3.5%、太極拳群で+3.4%の改善が認められ、追跡調査時にも維持されていた。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2776441

【Science】
ヒトの成長・加齢に伴う総エネルギー消費量の変遷について、
6500名弱の二重標識水法のデータを用いて検討した国立健康・
栄養研究所などによる国際共同研究。
体重あたりの総エネルギー消費量は生まれたばかりが一番高く、
20歳まで減少し、60歳まで一定、60歳を過ぎると徐々に減少する。
中年期の代謝の減少は緩やかで、年に0.7%であった。
90代の人は、中年の人よりも1日あたりの必要なエネルギー量は
26%少なくなっていた。
https://www.science.org/doi/10.1126/science.abe5017
プレスリリース
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/pdf/p202108130300.pdf

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◆ 気になる健康関連ニュース ◆
□ コロナ禍で低所得世帯などの栄養・食生活に課題

厚生労働省が令和2年度に実施した新型コロナウイルスの
感染拡大に伴う栄養・食生活への影響等を把握するための
調査研究の結果を示した。
「保護者の主観的な食事準備への負担感」を調べた研究では、
所得が低い世帯で、感染拡大前よりも緊急事態宣言後で、
食事を作る時間や心の余裕が少なくなり、食材や食事を選んで買う
経済的余裕が少なくなったと回答した保護者の割合が高かった。
緊急事態宣言下では、所得が低い世帯や保護者の食事準備に
対する知識・態度・スキルの合計得点が低い世帯で、
肉・魚・卵・野菜のそれぞれを1日2回以上摂取している子供の
割合が少なかった。知識等の合計得点が低い保護者の世帯では、
とりわけ緊急事態宣言下で子どもの食事に悪影響を及ぼしていた。
国民の食行動の変化とその要因を検討した研究では、
昨年11月に全国の20~64歳を対象に調査したところ、
2019年11月に比べて「現在の食生活がより不健康になった」と
した者は、8.2%で、インスタント食品の摂取頻度が高く、
43.4%が「増加した」と回答した。

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◆ お知らせ ◆
□ 次号の発刊は、令和3年10月25日(月)です。
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THFのスマートダイエット教室が始まりました。
サポートする側ですが、教室は自分自身の食生活を見直す
良いきっかけになります。食欲の秋に負けないようにしながら、
旬の食材を美味しく頂きたいと思います。

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp
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