健康支援事業のコンサルティング会社

1月27日号 THF Communication Vol.225

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■■        THF Communication !!      
■                   <Vol.225>
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◆新年のご挨拶◆

謹賀新年2020
健幸華齢な街づくりに取り組みます
本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

〇ご年配の方へ
老人とは、罅(ひび)の入った茶碗のようなもの。
老いを生きる覚悟を!(作家:曽野綾子)

〇入院中の方へ
病気との共生が人生を豊かにし、淡々と歳を重ねることで
癒える病もある。(医師:神山五郎)

〇従病(しょうびょう)の精神を持つ人の心は、
葛藤や苦痛を乗り越えた状態にある。(拙作)
代表取締役 田中喜代次(筑波大学名誉教授)

◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~

□「研究データ収集」協力者募集
労働者の健康づくりを目的とする研究へのデータ収集協力者を
募集します。

 対象者について(下記6項目の全該当者)
① 年齢30~59歳の男女 ※40-49歳の女性を除く
②勤務地が茨城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県のいずれか
③1日当たり6時間(週4日)以上勤務するパート・アルバイト以外の被雇用者
④現在の勤務先で在職1年以上
⑤1年以内の健診結果写し(要血液検査)提出可能
⑥1時間半程度の説明・測定会と翌日以降1週間の活動量計装着(腕時計型と腰部装着型)、装着日誌記入が可能、

 体力測定の日時について
下記日時のいずれか1日(1時間半程度)にご来社ください
○平日〇 
1/28(火)、2/3(月)、2/12(水)、2/20(木)、2/28(金)
〇土日〇 
2/1(土)、2(日)、8(土)、9(日)、15(土)、16(日)、22(土)、23(日)、29(土)

※平日は10:30~、19:00~
※土日は9:30~、11:30~、14:00~
場所:THF(つくば市天久保2-14-2 つくばイーストビル3階)

申し込みは、お電話またはメールにてお願いいたします。
募集の詳しい内容は、弊社ホームページをご覧ください。
https://thfweb.jp/01overview/research/kenkyukyouryokusya

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◆ Academic News ◆

【BMJ】
成人後の体重変化と死亡率との関連を検討した、
米国での全国規模の調査結果。40歳以上の36,051名が参加し、
その時点でのBMIを測定し、かつ25歳時(若年期)と10年前(中年期)の
BMIを思い出させた。平均12.3年追跡した結果、ずっと標準体重であった者に比べ、
若年期から中年期にかけて非肥満→肥満になった人では死亡率が1.22倍であった。
肥満→非肥満になった人では死亡率との関連は認められなかった。
中年期から高齢期にかけて肥満→非肥満になった人では死亡率が1.30倍であったが、
非肥満→肥満になった人では死亡率との関連は認められなかった。
成人してから肥満であり続けると死亡率が高く、若年期から高齢期にかけては1.61倍、
中年期から高齢期にかけては1.20倍だった。結論として、成人してから肥満でいることや、
若年から中年にかけて体重が増えること、中年から高齢にかけて体重が減ることは、
高い死亡率と関連している。
https://www.bmj.com/content/367/bmj.l5584.long

【Obesity (Silver Spring)】
減量介入期間における運動開始のタイミングが
減量効果に影響するかどうかを検討したランダム化比較試験。
過体重または肥満の170人(年齢18~55歳、BMI25~42、女性83.5%)を
標準群と連続群の2群に割り付けた。標準群は食事介入と運動介入を同時に開始し、
6ヵ月間の介入を受けた。連続群は最初の6ヵ月間は食事介入のみを受け、
次の6ヵ月間で運動介入を受けた。その結果、最初の6ヵ月間の減量効果は、
標準群で8.7 kg、連続群で6.9 kgであったが、18ヵ月間の減量効果は、
標準群で6.9 kg、連続群で7.9 kgであり、有意差は認められなかった。
運動の開始時期については、個人の好みで決めて良いと結論づけた。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/oby.22624

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◆気になる健康関連ニュース◆

□食事摂取基準2020年版検討会報告書 フレイルを柱に
食事摂取基準2020年版の内容に新たにフレイル予防を柱に据え、
高齢者のたんぱく質の摂取目標の下限を引き上げている。
この摂取基準は令和2年度から適用され、試用期間は5年間となる。
現行の15年度版の策定方法を踏襲しており、各栄養素や栄養に関連した
代謝性疾患の栄養評価に関する最新知見に基づき、
基準の改定や内容の見直しの必要性を検討し、
最新のレビュー結果を反映させることを基本に置いた。
活力ある健康長寿社会の実現に向けて、
50歳以上でより細やかな年齢区分による摂取基準を設定し、
高齢者は生活習慣予防だけでなく、フレイル予防にも配慮している。

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◆ お知らせ ◆
□次号の発刊は、令和2年2月25日(火)です。
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1月も終わりなのに、関東は暖かな日々が続いています。
地球環境としてはよくないことかもしれませんが、
暖かいと体が楽な気がします。今年はどんな年になるのでしょうか。
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本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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