健康支援事業のコンサルティング会社

11月30日号 THF Communication No.235

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■                        
■■        THF Communication !!      
■                   <No. 235>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~

□「研究データ収集」協力者募集 30~59歳男女!
労働者の健康づくりを目的とする研究へのデータ収集協力者を募集します。

◇ 対象者(下記全ての該当者)
① 年齢30~59歳の男女で、昨年度の本研究に参加していない
② 勤務地が茨城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県のいずれか
③ 現在の雇用先が1か所で、在職年数が1年以上、かつ同じ職種に従事している
④ 1日当たり6時間(週4日)以上勤務するパート・アルバイト以外の被雇用者
⑤ 2020年6月以降、コロナウイルスの影響により在宅勤務が増えていない
⑥ 1年以内の健診結果写し(要血液検査)の提出が可能
⑦ 説明・測定会への参加と、翌日より1週間の活動量計装着
(腕時計型と腰部装着型)、日誌記入が可能
⑧ ペースメーカーの使用や運動制限がなく、体力測定(3分間の踏み台昇降)が可能

◇ 謝礼  5,000円

◇ 説明・測定会日時
下記のいずれか1日(1時間程度)にご来社ください。
12月5(土)、6(日)、9(水)、11(金)、12(土)、
13(日)、14(月)、15(火)

(平日)19:00~
(土日)9:30~、10:30~、11:00~、13:30~、15:00~

◇ 場所 
㈱THF(つくば市天久保2-14-2つくばイーストビル3階)

◇ 詳しい内容や、申し込み応募フォームは、弊社ホームページをご覧ください。
https://thfweb.jp/ (電話申し込みも可)。


-------------------------------------------------------
◆ Academic News ◆

【JAMA Internal Medicine】
特定保健指導による健康効果を、回帰不連続デザインという統計手法を
用いて評価した。対象者は74,693人の男性(平均年齢52.1歳、腹囲86.3 cm)
であり、2013年4月から2018年3月までのデータを用いた。特定保健指導による
1年後の効果は、体重で-0.29 kg(95%信頼区間:-0.50 kgから-0.08 kg)、
腹囲で-0.34 cm(-0.59 cmから-0.04 cm)であり、3~4年後には効果は
消失していた。血圧、血糖、脂質への有効性は確認できなかった。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/10.1001/jamainternmed.2020.4334
※日本語での解説が以下のURLから参照できます。
https://cutt.ly/0huzMvK

【Nature Medicine】
英国における研究(UK Biobank Study)に参加した96,476人(平均年齢62歳、
女性56%)について、ウェアラブルデバイスで評価した身体活動量と死亡率との
関連を、中央値で3.1年間の観察結果から検討した。その結果、身体活動による
エネルギー消費量(PAEE)が高いと死亡率は低くなり、中高強度身体活動による
エネルギー消費量が高いと、PAEEで補正しても、死亡率が低くなった。
したがって、身体活動を増やすだけでなく、より強度の高い身体活動を実施する
ことが、死亡率の低減につながることが示唆された。
https://www.nature.com/articles/s41591-020-1012-3



-----------------------------------------------------
◆ 気になる健康関連ニュース ◆

□ 朝、昼、夜、いつ運動すると効果的か?

運動の効果については、運動する時間帯が朝、昼、夜のいずれであっても
大差がないと言える。自分にとって運動しやすい時間帯を見つけるよう心がけ、
実践していくことが良いだろう。
食後に運動すると血糖値の上昇が抑えられ、昼間の運動では、ケガの確率が減り
体力増強効果が期待される。朝食前の運動は、体脂肪の燃焼が促進されるが、
朝食前におこなう際には注意が必要である。まず、朝起きてすぐに運動するのでは
なく、必ず水分補給をしてから運動をおこなうとよい。また、これからの季節は、
屋内と屋外の気温差が大きいため、屋外に出た際に血圧が急上昇することがある。
屋外へ出る前にこたつに入るなどして下半身を温めると、全身の血流がよくなり、
血圧の急上昇を予防するとともにちょうど良いウォーミングアップになる。
また、朝タイプか夜タイプかは、加齢とともに変わってくるため、自分のからだと
柔軟に対話をする「body talk」を心がけていくことも大切である。薬を服用して
いる場合、薬剤師や医師から適切なアドバイスを受けることをおすすめする。

参考文献
田中喜代次(2018)『その運動、体を壊します』 SB新書
シニア版ふるさと通信 12月号


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ お知らせ ◆

□ 次号の発刊は、令和2年12月21日(月)です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
歩道を歩いて出勤していると、落ち葉のじゅうたんに迎えられました。
つい最近まで紅葉していた木々が裸木となって歩道を囲み、まだ先だと
思っていた冬へ向かっていると感じた今日このころです。

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp
-----------------------------------------------------
□ 当社についてのお問合せ
→ Tel:029-861-7617/Fax:029-861-7618
□ ホームページ → http://thfweb.jp/
(メルマガが不要な方はこちらより登録解除を行なって下さい)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━