健康支援事業のコンサルティング会社

10月26日号 THF Communication No.234

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■■        THF Communication !!      
■                   <No. 234>
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◆ What's New ◆
~最新のTHF関連トピックスを紹介します~

□「研究データ収集」協力者募集 30~59歳男女!
労働者の健康づくりを目的とする研究へのデータ収集協力者を募集します。

◇ 対象者(下記全ての該当者)
① 年齢30~59歳の男女で、昨年度の本研究に参加していない
② 勤務地が茨城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県のいずれか
③ 現在の雇用先が1か所で、在職年数が1年以上、かつ同じ職種に従事している
④ 1日当たり6時間(週4日)以上勤務するパート・アルバイト以外の被雇用者
⑤ 2020年6月以降、コロナウイルスの影響により在宅勤務が増えていない
⑥ 1年以内の健診結果写し(要血液検査)の提出が可能
⑦ 説明・測定会への参加と、翌日より1週間の活動量計装着
(腕時計型と腰部装着型)、日誌記入が可能
⑧ ペースメーカーの使用や運動制限がなく、体力測定(3分間の踏み台昇降)が可能

◇ 謝礼  5,000円

◇ 説明・測定会日時
下記のいずれか1日(1時間程度)にご来社ください。
10月30(金)、31(土)、11月2(月)、8(日)、10(火)、
14(土)、15(日)、18(水)、22(日)、26(木)、28(土)

(平日)19:00~
(土日)9:30~、11:00~、13:30~、15:00~

◇ 場所 
㈱THF(つくば市天久保2-14-2つくばイーストビル3階)

◇ 詳しい内容や、申し込み応募フォームは、弊社ホームページをご覧ください。
https://thfweb.jp/
(電話申し込みも可)。


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◆ Academic News ◆

【JAMA Internal Medicine】
健康的な生活習慣と健康寿命(慢性疾患に罹患しない期間)との関連を検討した。
欧州における複数のコホート集団を統合した116,043人の研究参加者
(平均年齢43.7歳、女性61.1%)を対象に平均12.5年間追跡した。
慢性疾患は、2型糖尿病、冠動脈心疾患、脳卒中、がん、ぜんそく、
慢性閉塞性肺疾患で定義された。健康的な生活習慣は、喫煙、BMI、
身体活動、アルコール摂取量によって定義された(それぞれ適切が2点、
中間が1点、不適切が0点)。解析の結果、生活習慣得点が1点高いと、
健康寿命が男性で0.96年、女性で0.89年長くなるという量反応関係が認められた。
最も良い生活習慣を有すると、最も悪い生活習慣の者と比較して、
男性で9.9年(95%信頼区間6.7-13.1)、女性で9.4年(95%信頼区間5.4-13.3)、
健康寿命が延伸した。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2763720

【JAMA Network Open】
成人期初期から中期の減量が、その後の死亡率に及ぼす影響を検討した。
米国国民健康栄養調査(1988-1994)の参加者で、その後、2年間ごとに2014年まで
調査を継続した24,205人を対象に検討した。平均10.7年間の追跡期間で、
5,846人が死亡した。肥満から過体重まで減量した人では、肥満であり続けた人と
比較して、死亡のハザード比は0.46(95%CI:0.27-0.77)に低下していた。
このことから、成人後の早い段階で肥満に対する対策をとることの必要性が示唆された。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2769426


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◆ 気になる健康関連ニュース ◆

□ 運動をすると気分が晴れる

~運動とメンタルヘルスについて~
運動をすることで、心血管疾患、脳卒中、糖尿病など多くの
疾患による死亡リスクを軽減するが、メンタルヘルスの改善にも
良い影響があることが研究されている。
米国のイエール大学とオックスフォード大学は、米国疾病予防管理センター
が管理するデータから、18歳以上の成人120万人のデータを分析した。
運動を習慣的にしている群としていない群に分け、30日間の気分の
変化について分析した結果、運動をしていない群は、
運動している群よりも気分の晴れない日が1.5日多かった。
また、うつ病と診断されたことのある人では、3.75日気分の晴れない日が
多いということが分かった。
ただ運動をすれば良いということではなく、この研究から、週に3~5回
45分間の運動をすると最もメンタルヘルスの改善につながるということも発見された。


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◆ お知らせ ◆

□ 次号の発刊は、令和2年11月30日(月)です。
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秋に紅葉するのは、有害な物質から木を守るために赤色の色素が
出るからだそうです。風邪をひきやすい季節なので、私もからだを
大事にしようと思います。

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp
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