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■THF Communication!!vol.111

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【 Special contents 】

□田中社長 健康科学コラム

〜血圧測定〜

自宅で血圧を測定する時より、特定健診(基本健診)などで血圧

測定を受けた時の方が、普段の値よりもかなり高いというクレームが出ることは少なくありません。血圧測定で大きな違いがでる原因として以下のことが考えられます。

(1) 測定機種の違い:機種によって誤差があるため

(2) 日内変動:早朝や午前中に高値を示す人がいるため

(3) 健診という独特の雰囲気による緊張:自律神経活動が高進

するため

(4) 健診場所までの移動(徒歩、自転車、自動車運転など)に伴い、自律神経活動が高進するため

(5) 健診直前のタバコやコーヒーによって自律神経活動が高進するため

最も変化が小さいと言われる身長でも、朝と夜では 1cm 前後も違います。血圧や血糖値、中性脂肪値などは常に変動しており、これらは食事や運動、ストレス、環境によって影響を受けます。健診などで血圧が普段より高い値を示した場合は、上記のような原因である可能性が考えられます。したがって、1回の測定で高血圧と決めつけることは困難です。
次回は、運動中の血圧測定について解説します。

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◆ Academic News ◆

〜最近の気になる研究や論文情報を紹介します〜

【 American Journal of Preventive Medicine 】
静岡県においてランダムに抽出された 65 〜 84 歳の住民 22,200 人のうち、 1999 年から 2006 年まで追跡できた 10,385 人について、身体活動と死亡率との関連を検討した。その結果、週 5 日以上、運動以外の身体活動をおこなっていると、運動以外の身体活動をまったくおこなっていない者と比べて、循環器疾患による死亡率が 0.38 ( 95%CI : 0.22 〜 0.55 )となり、この関連は何かしらの疾患を治療中であったとしても変わらなかった。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20307810
 
【 Archives of Internal Medicine 】
18 歳以上を対象とした英国における前向きコホート研究の参加者 4886 人について、喫煙、果物と野菜の非摂取( 1 日 3 回未満)、身体不活動(週 2 時間未満)、アルコール多飲(女性 14 単位以上、男性 21 単位以上)の 4 つの非健康的な行動をいくつおこなっているかを評価した( 0-4 点)。 20 年間の追跡期間中に生じた 1080 の死亡との関連を検討したところ、その点数が 0 点であった者と比較して、 1-4 点の者が死亡するハザード比は 1.85 倍( 95%CI : 1.28-2.68 )、 2.23 倍( 95%CI : 1.55-3.20 )、 2.76 倍( 95%CI : 1.91-3.99 )、 3.49 倍( 95%CI : 2.31-5.26 )となり、点数が上がるほど死亡リスクが上昇した。
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/170/8/711

 

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◆気になる健康関連ニュース◆

〜最近の健康関連情報を紹介します〜

□事例集作成検討会が報告書、効果的取組みのポイント示す

−地域活動基盤に支援を連動させ事業展開−

健康・体力づくり事業財団は、健康運動指導士と健康運動実践指導者の雇用状況や雇用側のニーズなどの実態を把握する「スポーツ・運動指導者に対するニーズ調査」の結果を発表した。その結果、民間フィットネスクラブでは 98.4 %が指導士を認知し、 93.3% が雇用していた。しかし、特定保健指導の実施は 30.3% にとどまり、調査報告書では「特定保健指導への指導士の活用という点では不十分」と指摘している。指導士や実践指導者に対する健保組合の認知度は低く、保健師や管理栄養士が指導士の資格を併用している者が雇用されている可能性がある。今回の調査では、指導士が持つ運動指導能力に「運動事業企画能力」や「経営・マーケティング能力」などを付加させることが、指導士の雇用促進につながると指摘した。

 

□全保連研究報告書、介護予防の効果的手法探る

 −年代に応じ多彩なプログラムを−

地域包括保健センターの役割・あり方に関する調査研究報告書「地域における介護予防の効率的・効果的な手法を探る」が全国保健センター連合会によってまとめられた。報告書は各市町村や地域包括支援センターに向けて、対象者が年代・性別・嗜好に応じて選択できる、細分化された多彩なプログラムの重要性を提言している。「尊厳ある自立の支援」を市町村と地域包括が共有すべき理念とし、特定高齢者施策と一般高齢者施策、自主活動の連続的な実施が介護予防の地域的な広がりに繋がるとした。

 

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◆ お知らせ ◆

□次号の発刊は、 8 月 30 日(月)です。

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猛暑続きで熱中症の話題をよく耳にするようになりました。炎天下ばかりでなく、屋内で熱中症にかかるケースも多いそうです。こまめに水分補給し、予防したいと思います。

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp

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□ 筑波大学田中研究室

http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/~tanaka/index.html

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