THFメールマガジン

■THF Communication!!vol.109

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■■ THF Communication !!

■                    < Vol.109 >

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◆ What's New ◆

〜「中高年の元気長寿のための運動プログラム」、

「中高年の疾病予防・改善のための運動プログラム」の出版〜

 この度、田中社長が平成 18 年度に出版された「高齢者の運動プログラム」の改訂版を出版しました。

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【 Special contents 】

田中社長 健康科学コラム

≪ 感性を磨いて健康長寿を実現し、老いに輝きを!≫

現場に役立つ健康長寿の evidence は、学術論文のみから生まれるものではなく、患者や高齢者自身、またその家族や co-medical を含む健康支援者の感覚(感性)から徐々に顕在化してくるものです。健康長寿の推進者は第 1 に自らの身体と対話できる本人であり、第 2 にその家族、第 3 に現場を任されている co-medical 、第 4 に市町村や勤務先の医療保険者、そして最後に医療機関(医師)のはずです。しかし、実情は順番がまったく逆であり、主体的に取り組むべき立場にある本人の感性が生かされているとは言い難いのではないでしょうか。その原因は各種の社会制度にあると思われ、この点が最も重要な改善点と言えます。社会保障の負担(年金、医療費、介護給付費)は、年を追うごとに増しており、働き手一人ひとりに重くのしかかっています。消費税率の大幅な上昇は不可避であり、その上で給付の水準を落とすか、国民負担を増やすかが余儀なくされるという極めて苦しい情勢にあります。今の若者の将来に暗雲が立ちこめているといっても過言ではないでしょう。

国民は自分の身体と素直に向き合い、こころやからだが発する内なる声をよく聞き( body talk し)ながら、一生に亘って病気や障害、加齢変化などに応じた健康管理( self care )をしていかなければいけません。その一方で、国や市町村は国民(住民)にとって魅力的な生活の質( qualitiy of life; QoL )の構成要素を新たに創造し、その良好な保持に繋げられるよう、身体のダイナミックな動きや座学を通した「総合的健康教育」を発展させることが必要なのです。田中社長は、これを「脳の健康長寿スイッチを ON にする」プログラムと呼んでいます。欧米式の科学的 evidence に目を向けるとともに、中国やインド・韓国・日本などの東洋的文化(食文化、中国古来の体操、思考や信仰を体系化した儒教(=思想))の精神を加味しながら、欧米諸国のものを卓越した健康長寿法を日本から発信し、グローバル規模で人々の QoL や生き甲斐を良好に維持していく生き方支援策の充実が望まれています。

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◆ Academic News ◆

〜最近の気になる研究や論文情報を紹介します〜

【 Medicine and Science in Sports and Exercise 】
健康に良い因子として、標準体重( BMI 18.5-24.9 )、非喫煙、適度なアルコール摂取(週 1 〜 14 杯)、身体活動(中〜高レベル)、高い持久性体力(上位 2/3 )の 5 つを挙げ、その保有因子数と全死因死亡率との関連を検討した。 20 〜 84 歳の男性 38,110 人を対象とし、平均 16 年間の追跡期間において、健康に良い因子を 1 〜 5 個保有していると、まったく保有していない人と比べて、全死因死亡率のハザード比は、順に 0.78 、 0.61 、 0.54 、 0.43 、 0.39 へと下がった。
http://journals.lww.com/acsm-msse/Abstract/publishahead/Effect_of_Positive_Health_Factors_and_All_Cause.99267.aspx

【 Obesity 】
65 〜 79 歳の日本人高齢者 26,747 人を平均 11.2 年間観察したところ、 BMI 20.0-22.9 の集団と比べて、 BMI<16.0 のやせている男性で 1.78 倍( 1.45-2.20 )、女性で 2.55 倍( 2.13-3.05 )、全死因死亡率が高まった。一方、過体重( BMI 25.0-29.9 )および肥満( BMI>30 )男性の死亡率は高くなく、肥満女性の死亡率がやや高まった。したがって、高齢者における全死因死亡率の低い BMI の範囲は男女ともに 20.0 〜 29.9 と広い範囲に及んだ。
http://www.nature.com/oby/journal/v18/n2/abs/oby2009190a.html

 

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◆気になる健康関連ニュース◆

〜最近の健康関連情報を紹介します〜

ポピュレーションアプローチの新たな手法

健康日本 21 の重点プロジェクトである「すこやか生活習慣国民運動」で、厚生労働省は対象者の行動変容を促す観点から「コミュニケーションの手引き」を作成し、各自治体で活用するよう通知した。運動・食生活・禁煙の 3 分野に焦点を当て、生活習慣改善の準備・行動期にある者をターゲットとして、効果的な啓発の推進を求めている。手引きには、@野菜不足の改善A朝食習慣B運動習慣C歩くD禁煙の 5 つをテーマとした「だれ」に「なに」を「どう」伝えるかという具体的なメッセージを発信するためのプロセスが整理されている。

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◆ お知らせ ◆

□次号の発刊は、 6 月 28 日(月)です。

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梅雨の時期になりますね。これからは熱中症や食中毒の危険性が高まります。水分の補給や食べ物の管理に気をつけましょう。

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp

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□ 筑波大学田中研究室

http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/~tanaka/index.html

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