THFメールマガジン

■THF Communication!!vol.103

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■■ THF Communication !!

■                    < Vol.103 >

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◆ Special contents ◆

今月は田中社長から『運動教室の効果について』のお話を頂きました。

 運動教室に参加して得られる効果は、医学・生理学的側面(血糖,中性脂肪,血圧など)に留まらず、心理・社会的側面に対して大きいのです。具体的には,孤立化や閉じこもりの防止につながり、仲間が増え、語り合う回数・笑う回数も増えることで、ストレス軽減や心のリフレッシュ効果が高まります。これらは重要な健康要素です。若者や中年世代であれば、運動を習慣化することで内臓脂肪の減少、 HDLC やアディポネクチンの上昇も期待できますが、運動自体に内包されている楽しさ、爽快感、スリル感、リフレッシュ感を満喫し、仲間との触れ合いを重ね、挨拶を交わしながらルールに則って適正にプレイすることの社会性を習得することで、社会適応力の向上が図られるでしょう。命が途絶える直前まで身体的に自立できていることが理想であり、そのためには運動と食事を大いに楽しむ生き方が有効です(一病息災,二病息災)。

メタボからの脱出には、1に飲食習慣の改善、2,3がなくて、4に運動の習慣化、そして最後に医療。一旦、メタボから脱出したら、1にエンジョイスポーツで運動を習慣化するよう推奨しています。介護(虚弱化)予防には、いくつになっても筋肉、神経、骨などの運動器を適度に使い続けることが必要と思います。元気長寿、ピンピンころりの実現に向けて、各自、生活習慣を見直してみませんか。

 

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◆ Academic News ◆

〜最近の気になる研究や論文情報を紹介します〜

【 Archives of Internal Medicine 】
高齢期になって運動を始めても延命効果が期待できる。 1920 年と 1921 年生まれの 1861 名について、 70 〜 88 歳までの死亡率と、 70 歳、 78 歳、 85 歳時の健康状況等のデータとの関連性を検討した。 70 歳時に活動的な人はそうでない人と比べて 8 年後死亡率が低く( 15.2% vs 27.2% )、その傾向は 78 歳時における 8 年後死亡率( 26.1% vs 40.8% )、 85 歳時における 3 年後死亡率( 6.8% vs 24.4% )でも 同様であった。また、死亡率の低さは 70 歳、 78 歳、 85 歳時の身体活動レベルと関連し、身体活動を 70 歳から 78 歳の間に始めても、 78 歳から 85 歳の間に始めても、その効果は有意であった。
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/169/16/1476

【 International Journal of Obesity 】
男性(夫)に対する間接的な生活改善(妻への生活改善介入)が体重減少とメタボリックシンドローム危険因子に対する効果を検証した。 14 週間にわたり、対照群( 34 名)、直接生活改善群( 34 名)、間接生活改善群( 36 名)の体重とメタボリックシンドローム危険因子の変化を比較した。直接生活改善群、間接生活改善群では体重減少とメタボリックシンドローム危険因子の改善が認められた。間接生活改善群において、妻と夫の体重減少とエネルギー摂取量に相関が認められた。妻への生活改善は、間接的に夫の生活改善にもつながり、体重減少やメタボリックシンドローム危険因子の減少に貢献する。(田中研究室松尾先生らの論文)
http://www.nature.com/ijo/journal/vaop/ncurrent/abs/ijo2009226a.html

 

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◆気になる健康関連ニュース◆

〜最近の健康関連情報を紹介します〜

□平成 20 年国民健康・栄養調査結果

 厚生労働省の調査結果によると、 BMI25 以上の肥満者の割合は男性では 28.6 %、女性は 20.6 %で、健康日本 21 がスタートした 12 年以降、肥満者の割合が男性は増加傾向が鈍化し、女性で減少している。一方、 BMI18.5 未満の低体重者の割合は男性 4.3 %、女性 10.8 %(そのうち 22.5 %は 20 代)となった。これにより、今まで行われてきた健康施策は一定の効果が認められたものの、肥満者数減少の目標値達成には至らず、若年女性のやせ傾向が顕著であることが分かった。

 運動習慣のある割合は、男女とも 3 割にとどまっているものの増加傾向にあるが、日常生活における平均歩数は目標値を大きく下回っていた。

 食習慣の状況をみると朝食欠食率が男女とも 20 代が最多で約 3 割で、それ以降の年代では減少傾向にあった。野菜摂取量の 1 日あたり平均値は 295.3g だが、男女とも約 3 割は野菜を 350g 以上摂取している事が分かった。食塩摂取量は男性 11.9g 、女性 10.1g と近年減少傾向にあるが、男女とも 6 割以上が目標量(成人男性 10g 未満、成人女性 8g 未満)を超えて摂取していた。

 

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◆ お知らせ ◆

次号の発刊は、 12 月 21 日(月)です。

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学園東大通りの紅葉の見頃も終盤となりました。みなさん、冬の準備はいかがですか?空気の乾燥にもご注意ください。

 

【発行】株式会社THF( support@thfweb.jp

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□ 筑波大学田中研究室

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