THFメールマガジン

THF Communication!!vol.62
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■■        THF Communication !!               
■                           <Vol. 62>         
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A Column ◆  〜 田中喜代次の「高齢者に向けた実際的健康支援」

 

  □ 最終回『ノンメディカルアプローチの大切さ』

 

    幸せを感じる生き方は人によってさまざまで、歳を重ねるごとに

   幸せの感じ方も異なるものです。歳を重ねながらも充実した生活が

   送れるよう、身体機能や体力を適度な状態に維持していくことは、

   各自の義務といえましょう。

    運動を処方する医師や、それを受けて指導する理学療法士、

   健康運動指導士などでも、「監視型」のような押し付けではなく、

   各自が主体的・自発的に運動していけるように促す「支援型」の

   導きをおこなうことが重要ではないでしょうか。生活環境の整備と

   ともに、できるだけ個人の意思に沿った形での「支援型」指導を

   充実させていきたいものです。そして「支援型」の後には、楽しさ

   が感じ取れ、習慣化に繋がる「自己管理型」のアプローチを導入

   することが望まれます。

    しかし、自己管理に不安があったり、障害や認知症がある人には

   「監視型」を中心としながら、家族や周囲の支援者の協力を得て、

   徐々に「自己管理型」に移っていくことが理想です。家族や周囲の

   支援、ノンメディカルアプローチ(医療でない導き)によっても

   充実感や達成感を味わうことができます。これが健康支援の本質

   であり、最もニーズの高いアプローチだと思います。

    医療と健康支援とは部分的に相反する概念であることを認識する

   とともに、健康支援が医療の一部に繋がるよう中身を改善していく

   ことが必要といえるでしょう。

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Academic News ◆  〜 最近の気になる研究や論文情報を紹介します

 

 □ Age and Ageing

   死亡率の独立した予測因子として 9 つの変数( 80 歳以上、男性、

   身体不活動、 3 つ以上の服薬、知覚障害、ふくらはぎ周囲 31cm 未満、

   IADL 障害、歩行・バランス得点 24 点以下、健康への自己悲観)が

   採択された。この 9 つの変数によって、虚弱のリスクの増大を

   確認できるかもしれない。

   65 〜 97 歳(平均 74.7 歳)の高齢者 1007 名を対象とした縦断研究。

   → http://ageing.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/afm195v1

 

 □ Archives of Internal Medicine 168(2)

   オーダーメイドのコンピュータプログラムにより設定された

   自己管理型の食事および身体活動の目標により、推奨される

   身体活動水準を達成した者が有意に増加し、対照群(健康に

   関するプリント配布)に比べ、 2.7 kg 以上減量した者が

   有意に多かった。

   2 つの地域における BMI が 25 以上の肥満糖尿病患者 310 名を

   対象とした 1 年間の無作為化比較試験。

   → http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/168/2/141

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◆ 気になる健康関連ニュース ◆  〜最近の健康関連情報を紹介します〜

 

 □『 社会的な支えが少ないと脳卒中死亡リスク高

 

   厚労省研究班の大規模追跡調査により、家族や友人など社会的な

   支えが少ない人は、脳卒中による死亡の危険性が高くなることが

   わかった。追跡調査は、 1993 年から 2003 年までの約 10 年間、全国

   約 15 ヵ所に在住する 40 〜 69 歳の男女約 44000 人を対象におこなわれ、

   調査期間中の脳卒中および心筋梗塞の発症・死亡リスクを調査した。

   また、調査開始時に社会的な支えに関するアンケートを実施し、

   回答を点数化して 4 グループに分けた。

   調査の結果、支えの最も少ないグループは、最も多いグループに

   比べて脳卒中による死亡リスクが 1.5 倍となった。特に、男性で

   その傾向が強くあらわれた。しかし、脳卒中の発症や心筋梗塞の

   発症・死亡リスクについては、社会的な支えとの関連はみられ

   なかった。

   研究班の磯氏(大阪大教授)は「家族や友人が病気のストレスを

   やわらげたり、服薬や適切な食生活などを支えてくれることが

   病状改善につながっている可能性がある」と話している。今回の

   調査結果で、独居の高齢者に対する社会的支援の必要性が示唆

   された。

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先週のTHF情報 ◆  〜 先週に実施されたTHF事業を紹介します

 

 □ 2 月 12 日 - 千葉県野田市特定高齢者事業(はつらつ、巡回測定会)

 □ 2 月 12 日 - 茨城県阿見町パワーアップ教室(一般高齢者事業)

 □ 2 月 13 日 - 千葉県袖ケ浦市夫婦でスマートダイエット教室

 □ 2 月 13 日 - 千葉県野田市特定高齢者事業(はつらつ教室)

 □ 2 月 14 日 - 茨城県行方市いきいき健康教室(特定高齢者事業)

 □ 2 月 14 日 - 千葉県野田市特定高齢者事業(はつらつ、巡回測定会)

 □ 2 月 15 日 - 千葉県野田市特定高齢者事業(はつらつ教室)

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先日、ホットヨガ体験に行ってきました!真夏日のようなスタジオでのヨガは

深呼吸するだけでも汗が吹き出して…タオルが絞れてしまうくらいでした。

 

  【発行者】株式会社THF 事業部 石田梨絵 ( support@thfweb.jp )

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