THFメールマガジン

THF Communication!!vol.54
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■■        THF Communication !!               
■                           <Vol. 54>         
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A Column ◆  〜 田中喜代次の「高齢者に向けた実際的健康支援」

 

  □ 第8回『運動を好まない人への支援方法(2)具体的な方略』

 

    好きでない食べ物を抵抗なく食べるようになるには時間が

   かかるのと同じように、運動を好まない人が運動を習慣化する

   ようになるのにも時間がかかります。前回のコラムで、運動を

   好まない人に対しては周辺環境のサポートを充実させることが

   先決とお話しましたが、運動の習慣化を促す環境サポートの

   方法を具体的に考えてみましょう。

    例えばウォーキングをおこなえるような道路には、心休まる

   樹木や草花が植わっていたり、水分を補給できる設備があったり、

   距離表示やストレッチ用のポールが立てられていたり、さらには

   広い道路であれば体力別コース(ジョギング、ウォーキング、

   車いすコースなど)が設けられていると良いでしょう。また、

   休憩所には、水分補給の重要性やストレッチの仕方などを図示

   したパネルを掲げたり、血圧計や体重計を設置するのも運動を

   安全におこなうためには重要です。さらに管理事務所があれば、

   自転車、車椅子、シューズ、歩数計、脈拍計、体温計などが

   低料金で貸し出せるシステムになると利用者は増えるでしょう。

    これだけの設備投資を考えると相当な金額になりますが、

   利用率の低い施設の見直しや効率的な設備投資をおこなえば

   可能となるはずです。行政の健康支援は、直接支援だけでなく

   このような環境面でのサポートも肝要と思います。

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Academic News ◆  〜 最近の気になる研究や論文情報を紹介します

 

 □ Biological Sciences and Medical Sciences 62(11)

   健康な高齢者においては主観的な報告よりも、実際の

   パフォーマンス測定の方が、初期の認知機能の低下を

   よりよく予測できる。

   この関係は、パフォーマンス測定の中でも、最大歩行のような

   大きな機能的予備力を必要とする動作で最も鋭敏に現れる。

   健康な高齢男女 3035 名(平均 78.6 歳)を対象とした横断研究。

   → http://biomed.gerontologyjournals.org/cgi/content/abstract/62/11/1244

 

 □ The American Journal of Clinical Nutrition 86(5)

   腹囲( 102 以上)と上腕周囲径が大きい者は死亡率が低く、

   低体重( BMI < 18.5 )の者は死亡率が顕著に高い。

   60 〜 79 歳の男性 4107 名を 6 年間追跡した縦断研究。

   → http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/86/5/1339

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◆ 気になる健康関連ニュース ◆  〜最近の健康関連情報を紹介します〜

 

 □『 大豆製品の摂取量で脳梗塞などのリスク低下

 

   厚労省研究班の追跡調査により、大豆製品をよく食べる女性は

   脳梗塞や心筋梗塞になりにくいことがわかった。特に閉経後の

   女性に効果があることがわかり、報告は 27 日発行の米医学誌

   「 Circulation 」に掲載された。

   調査は、 40 〜 59 歳で心臓病やがんにかかっていない男女 4 万人を

   対象に 1990 〜 2002 年の 13 年間の健康状態を追跡した。追跡した

   データをもとに、 1 日に食べる大豆製品の量によって 5 つの

   グループに分け、脳梗塞と心筋梗塞の発症率の関係を分析した。

   その結果、大豆製品を最もよく食べるグループの女性は、最も

   食べないグループの女性に比べ、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が

   0.39 倍と低かった。さらに、閉経後の女性に対象を絞ると、

   危険性が 0.25 倍と低くなった。男性では、グループ間に差が

   みられなかった。

   厚労省研究班では「大豆製品に含まれるイソフラボンのほか、

   複数の成分が効果を及ぼしていると考えられ、また、大豆製品を

   食べる時の食習慣が総合的に好影響を与えているのではないか」

   とみている。

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先週のTHF情報 ◆  〜 先週に実施されたTHF事業を紹介します

 

 □ 11 月 27 日 - 千葉県野田市はつらつ教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 27 日 - 千葉県野田市巡回運動教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 28 日 - 茨城県鹿嶋市はつらつ教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 28 日 - 茨城県高萩市ヘルシーライフ教室

 □ 11 月 28 日 - 千葉県野田市はつらつ教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 28 日 - 千葉県野田市巡回栄養教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 29 日 - 茨城県阿見町パワーアップ教室(一般高齢者事業)

 □ 11 月 29 日 - 茨城県結城市はつらつ教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 29 日 - 茨城県結城市健康づくり教室(一般高齢者事業)

 □ 11 月 29 日 - 千葉県野田市はつらつ教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 29 日 - 千葉県野田市巡回口腔ケア教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 30 日 - 千葉県野田市スマートダイエット教室

 □ 11 月 30 日 - 千葉県野田市健康づくり教室(一般高齢者事業)

 □ 11 月 30 日 - 千葉県野田市はつらつ教室(特定高齢者事業)

 □ 11 月 30 日 - 千葉県野田市巡回運動教室(特定高齢者事業)

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インフルエンザが全国的に流行し始めています。病気になる前の元気な時こそ

「予防」の意識を高くもたせることが大切ですよね。病気も、介護も、何事も。

 

  【発行者】株式会社THF 事業部 石田梨絵 ( support@thfweb.jp )

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